こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
「髪の毛を伸ばしたい」
という方に向け、ブログを書いてみました。
■髪の毛を《とにかく早く》伸ばす方法と理由
これはズバリ
【髪の毛を切らない】
これに限ります。
とにかく早く伸ばしたい人は、切らないこと。
どの美容師が何て言おうが、これだけは譲れません。
●髪の毛は1ヶ月に1~1.5センチ伸びる
髪の毛は毛根の中の細胞分裂により、伸びていきます。
個人差はありますが
1ヶ月に1~1.5センチぐらい伸びます。
●2ヶ月に1回、仮に1センチカットして毛先を整えると、2ヶ月に早い人でも2センチずつしか伸びない
「髪の毛を整える」
という言葉をお客様も普通に使っていますが、
とても個人差のある言葉です。
阿武隈川にとっての整えるは、
0.5センチ~2センチぐらい。
美容師によっては3センチカットする美容師もいるかと思います。
更に、お客様と美容師にとっての◯センチの長さは必ず違います。
お客様にとって髪は命なので、きちんと整えるという長さも共有することが大事です。
■毛先が傷む理由
●髪の毛は1本1本、成長サイクルが違うので、毛先が不揃いになる
髪の毛は1本1本、成長サイクルが違うため、
成長している髪の毛もあれば、抜けてしまう髪の毛もあります。
そのため
日数の経過と共に抜けた髪の毛の影響で、毛先がかるくなり、不揃いになってしまいます。
●日頃の生活で傷む
ダメージの原因は、こちら
上記のリンク先ブログをご覧になっていただくとわかるかと思いますが、
髪の毛は365日24時間ダメージを受けております。
傷んだ髪の毛は、切れてしまったりするので、結果的に不揃いになってしまいます。
●毛先の断面図は切りっぱなしになっているので、絶対に栄養が流出する
恒例の、
髪の毛をかっぱ巻きに例えると、
カットの断面図は、必ず栄養(ご飯粒)が丸見えです。
そしたら、
日々の生活中に、ご飯粒(栄養)はポロポロと抜け落ちるに決まっています。
これも毛先が絶対に痛んでしまう要因の1つです。
■髪の毛を《綺麗に早く》伸ばす方法
綺麗に早く伸ばす方法は、
先述の内容をふまえて、
●2ヶ月に2~3センチ伸びる髪の毛を、2ヶ月に1回1センチずつカットすると綺麗に伸ばしやすい。
●伸ばした後の、仕上がりのイメージを美容師と共有すること
この2つが、とても大事になってきます。
毛先を整えれば、当然髪は綺麗になりますし、
目指す髪型が決まっていたら、裾の髪の毛は切りたくなくても、上の部分の髪の毛先は切ることが出来る
こともあります。
■総評
★阿武隈川の推奨は、美容室の2回に1回だけカットをする。
(遅くても2ヶ月に1度は来店するものと計算して)
これが、
髪の毛を伸ばす《早さと綺麗さ》のバランスが良い
と考えております。
(※もちろん、髪質により個人差はあります)
■髪の毛を伸ばしながら軽くする方法
これが髪の毛を伸ばす上で、とても大事になってくること。
●すき加減(軽さの調整)のイメージ
・一番上の場合は、髪の毛が細い方や少ない方に有効。
・真ん中は、ちょうど良い
・一番下の場合は、髪が多くて困っている方がする分にはOKだが、《伸ばす》場合はNG
●毎回、限界まで軽くしないこと
毎回限界まで軽くしてしまうと、
毛先の厚みがなくなってきます。
つまり
【毛先の厚みをペラペラ・スカスカにしない】
ことが重要になります。
●スキバサミは、全体を均一に軽くしてしまうため、相性が良くない
スキバサミについては、こちら
●普通のハサミを使い、ポイントで重たいところを”普通の毛量”まで軽くする
スライドカットやストロークカットが有名ですが、これについては、また今度。
■【重要】ご自宅でのケアで傷ませないこと
自宅でのケアがおろそかだと、
髪の毛はどんどん傷んでいきます。
髪を伸ばすのに、髪を痛ませてたら、元も子もありません。
■まとめ
伸ばした後の髪型を決め、カットは2回に1回。浮いたカット代分を、ヘアケア用品にあてて、ご自宅でのケアを頑張る。
綺麗に、最短の速度で伸ばしていきましょう。
ちゃお!