こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
美容師にとっての普通なことでも、お客様の立場からしたら新鮮なことってあるかな?
と考えていたら、今回のテーマにたどり着きました。
ブログネタに困ったら、お客様目線に立って物事を考えております。
(ようするにネタがない)
■指名ありと指名なしのお客様、どちらが多い?
ちなみに当社は、指名料金をもらっていないということを前提にしていきます。
(阿武隈川は、新規のお客様に限り指名料金をいただいています)
●阿武隈川の場合
指名で来ていただいているお客様が約95%
仮に1年間に1000人のお客様を担当すると、950人が指名のお客様ということになります。
(※阿武隈川がスゴイわけではなく、指名のお客様の予約がとりやすいように、指名以外のお客様を担当しないようにしているだけです)
●当社の場合
会社全体でも約80%のお客様が指名をしていただいており、そのうちの15%ぐらいは新規のお客様だと想定しております。
●他の美容室
ここからはあくまで想像になりますが、
70%ぐらいは指名のお客様なのではないでしょうか。
(70%はないと美容師のレベルが低く、経営が安定しないかな、と)
もちろん
入社したて・スタイリストになりたての場合は指名のお客様がいないので、
最初は指名率が20%なども当然ありますし、
指名料金が高い美容室は、指名率が下がるでしょうし、
経営体制によっては、指名率が高くない方が良いと考える経営者もいるかもしれません。
今話した最後の方の内容は、
阿武隈川が今まで育ってきた中での価値観になります。
■新規のお客様以外は、ほぼ担当美容師を指名しているが、指名しないでも通い続けてほしい
美容師は、お客様から指名していただけることが、生き甲斐です。
ですが、
担当者を決めずに、毎回違う担当者に担当してほしい
というお客様も当然いますし、
指名のお客様ではない、からと言って手を抜くなんてことは決してありません。
お客様に担当者のみならず、お店全体、更には会社ごと好きになってもらえる。ということは、とても喜ばしいことです。
■指名なしのお客様の担当美容師の決め方
さて、これはお客様にとって少し気になることではないでしょうか。
ここからもあくまで阿武隈川の経験(計6店舗)と憶測で話していきます。
■予約の空いている美容師が1人しかいないなら、その美容師がお客様を担当する
わざわざ他のお客様を担当している美容師が、お客様を掛け持つ必要がありません。
予約の空いている美容師が、お客様とじっくりと向き合って、綺麗にさせていただきたい。と考えます。
■予約の空いている美容師が、2人以上いる場合
さて、ここからが本題になります。
●新規のお客様の場合
①入社したて・スタイリストになりたての美容師が担当する
入社したて・スタイリストになりたての美容師は、指名のお客様がいないので、何よりも早くお客様に支持されたいと思います。
なので、優先的に担当する機会が多くなります。
②先に手の空いていた美容師が担当する
美容師にとって、お客様を担当させていただくということは1番の喜びです。
美容師という仕事が楽しくて美容師をしているので、みんなお客様を担当したい。
だからこそ、なるべく平等を心がけております。
③来店された時のお客様の年齢や雰囲気、髪質や髪型を見て、そのお客様と相性が良さそうな美容師が担当する
これは、先程の①や②と違い、
とてもお客様目線の考え方。
約24万件の美容室から、当店を選んでいただいたことに感謝をし、
絶対に喜んでいただきたい。
と考えます。
ちなみに当店は①&③→②の順番。
優秀なスタイリストしかいないので、①と③が同時に叶えることが出来ます。
●再来のお客様の場合
①前回と違う担当美容師が担当
前回担当した美容師Aが今回も予約枠が空いているのに指名しなかった場合は、
違う美容師に担当してもらいたい
とお客様が考えている場合が想定出来ます。
そのような場合、(特に美容師Aが過去2回以上担当している場合は特に)
美容師がBが担当します。
②あえて、前回と同じ美容師が担当する
お客様の中には、
指名することが恥ずかしいけど、本当は前回の美容師Aに担当してほしい
というお客様もいます。
(本当にいます。案外多いです)
そのような場合は、美容師Aが再び担当し、指名していただくことのありがたさやメリットをお伝えします。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
ですが、
ここからも阿武隈川の個人的意見を。
綺麗な髪質・なりたい髪型は、1度では叶えられないことの方が多いです。
それには2つ理由があり、
①現状からでは造れないので、長期的に造っていく必要がある。
②美容師も「人」なので、担当回数が増すごとに髪質も好みも理解していく
ということです。
信頼出来るか出来ないかの判断はとても難しいかと思いますが、
信頼出来る美容師であれば、【指名】することが理想への1番の近道でしょう。
特に女性のお客様は、男性美容師を指名することが恥ずかしいという方もいますよね。
そんな時は
美容師は、お客様に指名していただくことがとても幸せ
という気持ちを思い出していただけたらと思います。
ですが最後にもう一つ。
いつもの担当美容師以外を指名しても大丈夫です!
お客様は優しいので気を使ってくれますが、
知らない美容室よりも、同じ会社の美容室の方がカルテもあります。
同じ美容室に通っていたら、他の美容師さんとも仲良くなって、担当してもらいたくもなりますよね。
美容師さんは、基本的に「優しい」人が多いので、美容師のことは気にしないでください。
(優しくないと、人のために働けないですし)
ご参考までに。
(ネタ不足から、ここまで内容のあるブログ書けて良かった)
ちゃお!