こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
今回のテーマは、こちら。
縮毛矯正をかけた後のご自宅でのケア方法について。
※縮毛矯正をかける前に、お客様が出来る事前の準備は、こちら↓↓
■縮毛矯正のイメージをざっくりと共有する
こちらでざっくりとした縮毛矯正のイメージを共有していただけると助かります。
■縮毛矯正をした直後の髪の毛は、完全には固定(酸化)していない
酸化については、こちら
また、当店使用薬剤である
トリートメント97%縮毛矯正の場合についても細かく書いてあり、
上記の2つのブログでもわかる通り、
阿武隈川は【酸化】にかなり力を入れて縮毛矯正をしております。
それぐらい、酸化をあまく見ている美容師が多いのが現状であります。
ですが、
阿武隈川レベルで酸化を意識した縮毛矯正を行ったとしても、
縮毛矯正が終わった後の髪の毛は、どんなに一生懸命と固定(酸化)しても、酸化しきれなかった分子が残ってしまいます。
■酸化不足×残留アルカリ×残留還元剤×水素結合により、縮毛矯正があまくなることがある
言葉の意味はわからなくても大丈夫ですが、
先述の酸化しきれなかった分子が、残留アルカリ・還元剤+水素結合により、形状変化を起こしかねない。ということ。
つまり、何を伝えたいかというと
縮毛矯正をし終わった髪の毛のケアが正しくないと、クセが出てしまったり、新たなクセがが出来てしまう。
ということです。
■縮毛矯正をかけてから気をつける期間
縮毛矯正をかけてから1週間以内(特に当日)は気を付けましょう。
■縮毛矯正をかけた後にNGな行為(特に1週間以内)
◆髪の毛を結ぶ(違う形がつく)
しっかりと縮毛矯正をかけて、酸化をした髪の毛であればさほど影響は、ないはずですが、縮毛矯正をかけてから1週間以内に結ぶときは、ゆるめに結ぶようにしましょう。
◆髪の毛を耳にかける(違う形がつく)
こちらも結ぶときと同様であります。
なるべく縮毛矯正をかけた1週間以内は、耳にかけずに過ごしましょう。
◆髪の毛を濡れたままにする(違う形がつく)
これは最も気を付けてほしいことの1つ。
髪の毛は濡れたときに水素結合が切れて、乾くときに水素結合が再結合します。
絶対にしてはいけないことが、濡れた状態で寝ること。
縮毛矯正はおろか、髪の毛に大ダメージまで負います。
特に1週間以内は、お風呂上がりはすぐに乾かす。
1週間経過後も、寝るまでにはドライヤーでしっかりと乾かしてから寝ましょう。
(すぐに乾かせない場合は、洗い流さないトリートメントをつけて、くしでとかしておくことがオススメ)
◆当日にシャンプーをする
これもしっかりと縮毛矯正の酸化が行われていれば、さほど影響は、ないですが(美容室のシャンプーに限る)、美容室でしっかりと頭皮は綺麗になっています。
する必要がないので、当日のシャンプーは控えましょう。
◆市販のシャンプーを使用する
これも最も気を付けてほしいことの1つ。
何度も当ブログで申していますが、
市販のシャンプーの洗浄力は、とても強くなっています。
縮毛矯正をした髪の毛は、一見綺麗に魅せていますが、当然カラー以上のダメージを負っています。
また上記の通り、残留物質も多い状態であり、髪の毛は不安定であり、かなりデリケートな状態。
縮毛矯正をされている方は、刺激的な市販のシャンプーはNGであり、マイルドな美容室のシャンプーに切り替えることを心からオススメします。
◆コテで巻く(違う形がつく)
こちらは、コテを使うことがNGなわけではなく、コテを使用する箇所に気を付けてほしい。ということ。
例えば、
髪型として考えたときに動いても良い箇所には、コテを使用しても大丈夫です。
髪質と髪型に連動することなので、担当美容師にしっかりと確認することをオススメします。
(基本的に肩下の髪の毛は巻いても大丈夫なはずです)
◆プールや海は絶対にダメ
プールや海は、弱いパーマ液と同じです。
なるべく避けていただきたいですが、特に1週間は絶対にやめてください。
気になる夏場の汗については、こちら
こちらもぜひ
◆その他、髪の毛が傷むこと全般的に良くはない
傷めば、縮毛矯正に限らず、全ての髪型の持続力が衰えます。参考までに。
■まとめ
髪質に合った美容室のシャンプーを翌日の夜から使用し、お風呂上がりは、なるべく早く乾かす。
結んだり、耳にかけたりするような髪の毛に形をつけるようなことはせずに、コテを使用する場合は基本的には肩下の髪の毛のみにすること。
綺麗な髪型は、お客様の努力が必須です。
一緒に綺麗な髪型にしていきましょう!
ちゃお!