こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
■縮毛矯正は【毛髪診断】が基本
■縮毛矯正の薬剤(1・1剤)は毛髪診断に基づき選定し、数種類を塗り分けるor時間差で塗布
これは、必ず1度ご覧ください。
■それを可能にするには【薬剤塗布技術】が必要
先程の上記ブログにて、薬剤の選定の方法をお伝えしました。
今回は、それを実際に塗布する方法について。
考え方や理論・方法を【可能】にするための【技術力】も当然必要不可欠です。
基本的には髪の毛をダメージとクセに合わせて分けるところから始めます。
毛髪診断に合わせた薬剤選定により、大体の縮毛矯正が数種類の薬剤を使用・もしくは時間差での塗布が必要になってきます。
基本的には、ダメージが少ない、薬剤が浸透しづらい内側の根元部分から薬剤塗布をしていきます。
ここで最重要なことが、
先程塗り分けると決めた部分には薬剤をつけないこと。
(今回は中間部分に、つけないこと)
根元部分と中間部分とではダメージレベルが違うため、根元の強い薬剤を中間につけてしまうと、中間部分に余計なダメージが加わります。
また、
薬剤もムラのないように塗布量を均一することが必要不可欠になり、
当然ムラになると、薬剤が多くついている部分は浸透が速く、少ないところは浸透が弱くなります。
そして、中間部分には薬剤選定した根元とは別の薬剤・もしくは根元を塗り終わってから時間を置いて塗布していきます。
このような細かい塗布作業を、
↑画像のような髪質に合わせた薬剤選定通りに、丁寧に塗り分けていきます。
(こちらのお客様は5種類の薬剤の塗り分け、時間差でも塗布しております。)
■薬剤塗布の【スピード】も必要
薬剤は付け始めた瞬間から反応していきます。
ここで勘違いしないでいただきたいことは
【ゆっくり=丁寧では決してない】
ということ。
時間差の塗布を意識していれば良いのですが、
ただ単にゆっくり塗布していたらムラになり、どこかしらの毛が無駄なダメージが起きます。
薬剤塗布には、塗布量のムラをなくすことも必要ですが、時間でのムラをなくすことも必要不可欠になります。
■縮毛の薬剤の浸透具合のチェック(軟化チェック)方法
- 毛髪をひっぱる
- 毛髪を折り曲げる
などもありますが
阿武隈川が推奨する軟化チェックは
【縮毛矯正の軟化チェックは、コームスルー】(ノンテンションで)をして、クセが出なくなった状態
この段階でクセが残っている場合は、ほぼクセが伸びません。
(GMT・スピエラの場合は、軟化させていないため、軟化チェックは関係ありません)
【デジタルパーマの軟化チェックは、指に巻き付けて、跳ね返ってこない】
これで、軟化チェックはいけます。
コールドパーマのチェックは求めているリッジが出ていればOKなので、簡単です。
軟化チェックは、必ず薬剤の塗り分けた箇所や時間差塗布した箇所全てチェックします。
■ここまでで縮毛矯正の仕上がりの7割が決まる
例えば、薬剤をつけないでストレートアイロンでセットした場合、夜シャンプーをしたら元通りになります。
それと一緒で、
縮毛矯正の薬剤が毛髪に対して適切であり、それを正確に塗布してなければ、次に続くアイロン操作がどんなに上手くても縮毛矯正はかかりません。
もちろん、これから続く
縮毛矯正のストレートアイロンの操作技術もとても重要になります。
ちゃお!
阿武隈川 弘 アブログ
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