【新商材カラートリートメント入りのジカルボン(マレイン)酸、リラクシングボンドA】パイモアのグリオキシル酸を使用したPLEXMENTフォルムコントロールプレックス(酸熱トリートメント)のカラーの退色を防ぐ新しいアイテムの使い方や効果

こんにちは

縮毛職人

阿武隈川です。

 

今回は久々に美容師向けのブログを。

 

新しい商材である

■髪質改善ストレート(酸熱トリートメント・フォルムコントロールプレックス)の新商材について

解説していきます。

 

■Before

 

今回はクセというよりも、乾燥による広がりを抑えていきたいので髪質改善ストレートで施術をします。

 

■使用薬剤

 

いつも通りのフォルムコントロールプレックス(酸熱トリートメント・髪質改善ストレート)

※以下フォルムコントロールプレックスで統一します

 

なので

こちらのA+であるグリオキシル酸

 

こちらのAであるジカルボン酸

1:1の配合で行います。

 

ただし、酸熱トリートメントの唯一のデメリットがカラーの退色。

 

今回はそれを叶える商材がデビューしました。

 

■新商品カラートリートメント入のジカルボン酸

こちらが新商品のAであるジカルボン酸にカラートリートメントを配合した商材。

 

今回はグレイカラーのお客様なので、

グリオキシル酸による酸化重合を解いてしまうことによる白髪の浮きが懸念されるので、ブラウンを使用します。

 

 

■薬剤の比率

今回は推奨通りAブラウン10%配合します。

 

A+:A:Aブラウンを40g:32g:8gの比率で配合。

 

■配合後

 

カラーカップだとわかりづらいので

 

 

ブラウンの色がついています。

 

 

ペーパーにのせると

 

 

10%の配合でこのぐらいの色味を持っています。

 

■After

もちろん無加工です。

 

フォルムコントロールプレックスの仕上がりもキレイですが、今回は色の方を中心に解説していきます。

 

右側は室内灯。

 

左側が自然光。

 

 

従来の酸熱トリートメントに比べて、色が入っていることがわかるかと思います。

 

 

仕上がりはブラウンの色味が強いので、

元々のカラーはある程度抜けて、ブラウンが新たに入ったというような印象。

 

■かなり便利

酸熱トリートメントの唯一の欠点がカラーの退色でした。

今回のこの新しい商材のおかげで、カラーをする必要がなく酸熱トリートメントが可能に。

 

もちろんブラウンやアッシュの比率を上げればもっと色は濃く入ります。

 

10%だと、元々のトーンぐらいで染まり上がるイメージです。

 

この商材が発売したことにより、この後にカラーや塩基性カラーをする必要性がなくなったので

 

施術時間も大幅に削減出来ますし、カラーをしなくて良くなった分のダメージも大幅に軽減することが出来るようになりました。

 

個人的には

ファッションカラーのお客様にはアッシュ、

グレイカラーのお客様にはアッシュ:ブラウンを1:1で施術するのが良いかなと考えています。

 

アッシュを使用した場合はこちら

 

ちゃお!

 

阿武隈川 弘 アブログ

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ABOUTこの記事をかいた人

【縮毛職人】と名高い美容師。髪質に悩む顧客多数。 横浜の鶴ヶ峰 enx トップスタイリスト / (株) enx 代表取締役 / 美容師道場管理人 得意の縮毛矯正を活かしたカットとカラーで、どんな髪質も365日美髪へと必ず導きます。