こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
ご自宅での正しいトリートメントの付け方を案外知らない方が多いのでは?
と思うので、説明していきます。
■シャンプーに、こだわる
シャンプーは、美容室のものがオススメ。
市販のシャンプーだと傷んでしまうので、綺麗にするためのトリートメントとの矛盾が生じてしまいます。
美容室のシャンプーで傷ませない土台
があるからこそ、
綺麗にするためのトリートメントの効果が発揮されます。
厳しいようですが、
ここから先は良いシャンプーを使っていない方には、無意味な話になります。
ご理解ください。
■まずはシャンプー
正しいシャンプーとシャンプーの方法で、しっかりと髪の毛についている汚れやスタイリング剤をしっかりと落とします。
■使用するトリートメントにも、こだわりを
基本的に
市販のトリートメントには、指通りを良くするシリコンしか入っていません。
指通りを良くするシリコンと髪の毛の栄養は全く別。
髪の毛をごまかして綺麗にするのではなく、
本質的に綺麗にしていきたいのであれば、美容室で購入した、シリコン+栄養があるトリートメントでなければ、効果が発揮出来ません。
ここから先も、良いトリートメントを使っていない方には無意味な話になります。
栄養のないトリートメントを正しくつけても、効果はありません。
(シリコンにより、指通りは良くなりますが)
■トリートメント前にタオルドライ
シャンプー後の髪の毛は、
髪の毛が水分でお腹がいっぱいな状態。
お腹がいっぱいだと、トリートメントをつけても浸透しづらくなります。
タオルドライをして、
髪の毛から水分をとり、お腹がすいている状態をつくりましょう。
■トリートメントを毛先中心にもみこんで塗布(※頭皮にはつけない)
髪の毛にダメージがあるのは、
根元ではなくて、毛先です。
根元は生えてきたばかりの元気な状態。
毛先は、数年間苦楽を共にして、疲れている状態。
またトリートメントには、コンディショニング成分としてシリコンが入っているので、毛穴に詰まることはNGです。
また濡れている状態の髪の毛は、非常にデリケートで痛みやすいです。
摩擦でゴシゴシすることはもNGなので、毛先を中心に揉み込みましょう。
■コーム(くし)でとかしながら、髪の毛の絡まりを取り、根元の方まで薄く伸ばす
毛先に揉み込み終わったら、
全体をコーム(くし)でとかします。
コームは粗い物を使用
もみこんだだけだと、確実にムラになっています。
せっかく良いトリートメントをつけるのであれば、
髪の毛1本1本に行き届くようにコームでとかしましょう。
■絡まっている時のコーミング(くしでのとかし方)が大事
髪の毛が細い方やダメージがある方は、髪の毛が非常に絡まりやすくなります。
この時に
濡れている状態のデリケートな髪の毛を、ガツガツコーミングすることは、逆に髪の毛に大ダメージを与えます。
絡まったら、
毛先から少しずつ丁寧にコームでとかしましょう。
■先程のタオルドライに使用したタオルをホットタオルにして、頭を包み込む
ここまでやる必要はないかもしれませんが、
阿武隈川は自身がロン毛の時には、ここまでしていました。
先程のタオルドライに使用したタオルを、熱湯に浸けます。
そのホットタオルで頭を包み込むことにより、トリートメントの促進をします。
ここまで面倒だと言う方は、
ダッカールで髪をまとめてとめる。
もしくは、
シャワーキャップをかぶる
なども、効果的です。
(シャワーキャップがなかったので、ラップで代用)
■3分は時間を置いて浸透させたいので、その間に身体を洗う
トリートメントは3分程置くだけでも、より浸透します。
3分以上置いても大丈夫なので
(置いたからといって、効果が増すわけではないが)
とりあえず3分間は置きましょう。
■最後にトリートメントをすすぐ
基本的にシャンプーの場合は、シャンプーの時間よりも流しの時間の方が長くなるようにします。
良いシャンプーと言えど、
流し残しはNGです。
ただし、
トリートメントの場合は、流しすぎはNGです。
ベタベタはダメですが、トゥルトゥル感は残したい。
イメージとしては、
トリートメントの流しは、シャンプーの流しの半分ぐらい。
がちょうど良いでしょう。
美髪を保つために、ご自宅でのヘアケアは必須です。
頑張ってみてください!
ちゃお!