こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
髪を綺麗にするためには、どのようにしてダメージしていくのかを知らなければなりません。
そこで今回は、
髪の毛がダメージを起こしていく過程を説明していきます。
■髪の毛は、何で出来ているのか
物心ついた時から、ずっと一緒に過ごしてきた髪の毛。
ですが、髪の毛が何から出来ているか、興味すら湧いてこなかった方がほとんどだと思います。
髪の毛の主な成分
- タンパク質(約80%)
- 水分(約12%)
- その他(メラニン・NMF・CMC等)(約8%)
といった形になっております。
ですが、
全くイメージがわかないと思うので
■髪の毛を、【かっぱ巻き】で例えてみる
きゅうり部分→髪の毛の【芯】にあたる部分(まだ詳細は研究され尽くしていない。細毛の人だと、ない人もいる)
ごはん粒部分→髪の毛の【主成分=栄養】にあたる部分。
のり部分→髪の毛を【守るバリア】にあたる部分(キューティクル=魚のうろこ状)
になっております。
■CMC(細胞膜複合体)の役割→接着剤
まず、【CMC】という言葉を覚える必要性はありません。
ですが、髪の毛の3%程度しかないにも関わらず、とても重要成分ですので
イメージだけは知っていただきたいと思います。
CMCとは接着剤のイメージであるということ。
- 髪の毛の内部である、ご飯粒の接着剤
- 髪の毛のバリアである、のり部分のキューティクル(魚のうろこ)。魚のうろこの接着剤
になります。
■髪の毛のダメージが起きる手順のイメージ
①何かしらによりダメージが起きる
②まずキューティクルである魚のうろこの接着剤のCMCがダメージ(物理的ダメージ以外の場合)
③キューティクルである、魚のうろこが剥がれる
④髪の毛の内部へ
⑤栄養であるご飯粒の接着剤のCMCがダメージ(物理的ダメージ以外の場合)
⑥栄養であるご飯粒が離れ離れになる
⑦キューティクルの隙間からご飯粒の流出
⑧ダメージ
という結果に。。。
■大事なことは、ダメージを起こさないこと
髪の毛は死んでいる細胞のため、1度傷んだら決して元通りになることはありません。
このブログを元に、より詳しく綺麗にする方法も伝えていきますが、
髪の毛を綺麗にするためには、
数年かかりますが、生えてきたばかりの健康な髪の毛をダメージさせずに少しずつ伸ばしていくことが、美髪になる1番の近道になります。
ちゃお!
阿武隈川 弘 アブログ
Mereve.N【メリーヴ エヌ/メリーブ エヌ】
鶴ヶ峰/二俣川/横浜/天王町/西横浜/保土ヶ谷/相鉄線
電話 0454595225