こんにちは
縮毛職人
阿武隈川です。
縮毛職人として、非常に気になる成分があります。
その名も
【グリオキシル酸】
調べてみましょう。
グリオキシル酸(グリオキシルさん、glyoxylic acid)は、1分子の中にアルデヒド基とカルボキシル基を持つカルボン酸の一種である。一部の植物や菌類が持ち、脂質からの糖新生を可能にするグリオキシル酸回路では、アセチルCoAと結合してリンゴ酸を作る。また、無電解めっきの還元剤としても使用される。
(Wikipedia参照)
勉強している美容師なら
ワクワクする内容かな、と。
ということで、
当社が提携している取引先から、《グリオキシル酸》を使用した商材パンフレットを取り寄せました。
■ACID SHAPER
最近は
モノトーンの商材が多いのでしょうか。
(THROWの無機質なデザインによる影響なのだろうか)
中をめくると
これは
ヤバ谷園!!
還元剤無し。ノンアルカリ。軟化・膨潤無し。
以前の阿武隈川のブログを読んでほしいのですが、
ダメージの原因であるが、縮毛矯正に必要不可欠な還元剤・アルカリ・軟化・膨潤について書いてあります。
それらを
全く入れていない
で出来るとは、
どのようなことなのでしょうか。。。
※縮毛矯正ではないので、効果は長くて2ヶ月とのこと
次のページを開くと、
つまり、
従来の縮毛矯正では、
アルカリを用いて軟化・膨潤させ(イオン結合)、還元剤によりタンパク質の切断・再結合(シスチン結合)により形を変えていましたが、
《グリオキシル酸》は酸を用いて、イオン結合に作用して、
絡まっているクセをほどく
という、イメージになります。(らしい)
■PLEXMENTも一緒
グリオキシル酸配合。
また、
何度も登場している毛髪補修成分である、
R(アール)やOLAPLEX(オラプレックス)、FIBREPLEX(ファイバープレックス)、smartbond(スマートボンド)と同じような物が
パイモアからもプレックスメントラインとして販売されました。
さらに
髪の毛を作る18種類のアミノ酸を配合し、毛髪補修成分である《ジカルボン酸》(マレイン酸)が強固にします。
ようするに、
ダメージを限りなく少なくしながら、毛髪強度を上げることが可能になりました。
ついでに
パイモアのGRATS(グラッツ)についてはこちら
■5月26日に、パイモアの講習を受ける
《グリオキシル酸》を用いたクセを落とすメニューの講習。
これの結果により、
新たなメニューが当店に生まれるかもしれません。
(※Mereve天王町では、現在導入予定無し。Mereve.N鶴ヶ峰のみに導入予定になります。)
■阿武隈川の予想
おそらく、濡れている状態で、クセがうねってしまう髪の毛(強いクセ)には対応出来ないと予想。
ですが、
クセではなく広がりが気になる方、濡れている状態ではクセがないけど乾かすとクセが出る方には対応出来る!
と予想しております。
※追記
パイモアのプレックスメント講習後のブログはこちら↓↓
ぜひ、ご覧ください。
ちゃお!