美容室ってタオルをたくさん使うけど、毎日洗濯してるの?タオルから見えてくる経営の考え方とは?横浜/鶴ヶ峰/縮毛矯正/阿武隈川弘

こんにちは

縮毛職人

阿武隈川です。

 

今回のテーマは

 

美容室のタオルについて。

 

ええ。

 

ただ目の前にタオルがあっただけなのですが、

 

タオル選びもたくさん試行錯誤したなー、と思い出したので。

 

■そもそも美容師って1日何人のお客様を担当してるの?

 

当店の場合、

 

営業時間が9:00~19:30なので10時間30分労働になります。

 

例えば、カットカラートリートメントが1時間30分かかるので、

 

綺麗に予約が朝から夜まで埋まると、

 

1人で1日7人担当することになります。

 

(ちなみに、カットのみなら1時間なので10人。カット縮毛トリートメントなら2時間半なので、4人。など)

 

■1人に使うタオルの枚数は?

 

例えば、カットカラートリートメントの場合。

 

  1. 首に巻くタオル
  2. トリートメント時に、首の下に入れるホットタオル
  3. シャンプー後の髪の毛を拭くタオル

 

の3枚になります。

(男性ならカット後の顔を拭くホットタオルや、縮毛矯正ならシャンプー後、1液後などのタオルも増えます)

 

■1日のお店のタオルの枚数は?

 

先程のカットカラートリートメントで考えると、

1人のお客様に対して3枚のタオル。

 

7人のお客様を担当すると、21枚。

 

当店はスタイリストが3人なので、

3×21=

63枚のタオルを使用することになります

(実際には、そこまで綺麗に全員の予約は埋まらないですが)

 

■美容室のタオルは、自分達で洗って干すか、業者に委託するか、の2パターン

 

●自分達でタオルを洗う場合のメリット・デメリット

 

メリットは、なんと言っても価格が安くなります。

デメリットはタオルを洗濯や干したりする時間や労力。

あとは洗濯物を干すスペースをとることでしょうか。

 

●業者に委託する場合のメリット・デメリット

 

メリットは、スタッフの時間・労力の削減。

デメリットは、当然お金がかかります。

 

■当社はどうしているか?

 

当社は、

9割が業者に委託、1割を自分達で洗濯。

 

僕たち美容師も、1日働くと当然それなりに疲れます。

その営業後に洗濯。。。

しかも70枚近くになったら1回の洗濯機では終わりません。。。

 

お客様に喜んでいただくために→気持ち良く元気にスタッフが働くためにも、タオル業者への委託は【スタッフのため】と考えております。

 

では、

 

1割の洗濯とは何か。

 

それは男性のお客様の顔を拭くタオルや、

 

お客様の首に巻いただけのキレイなタオルを自分達で営業終わり間近に洗っております。

まだキレイなタオルは洗って再利用、髪の毛を拭いた後のビショビショなタオルは業者に委託することで、

 

経費の節約+タオルを業者に委託していることに対する、感謝の気持ちを忘れない

 

でいただけたらと思います。

 

■店内にあるもの全ては思考し、選び抜いた物しかない。

 

今回はタオルがたまたま目についたので、このようなブログになりましたが、

 

基本的にお店にある物全てを会社や店舗を立ち上げる前に考え尽くしています。

また

 

会社のお金は、お客様からいただいたお金であり、スタッフが一生懸命お客様を喜ばせたことによるお金です。

 

ただのお金ではなく、とってもとっても大事なお金です。

 

それを経営側だからと言って、無闇に経費を使うのが正しい経営でしょうか。

 

阿武隈川は、スタッフが働きやすい環境作りや、お客様に還元できるサービス(材料や設備等)に使う経費の方が、よっぽど素敵なお金の使い方だと考えます。

 

(経営のお金の使い方は色々あるので、そこはまた別。あくまで気持ちの話)

 

もっともっと経営について学びたいです。

 

阿武隈川1人がお客様を喜ばせるより、みんながお客様を喜ばせる方が、遥かに素敵で社会的なことなので

 

ちゃお!

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