THROWを使ってオレンジになりやすい(色が抜けやすい)人をグレージュにする、外人風カラーの方法。横浜/鶴ヶ峰/美容室/阿武隈川弘

こんにちは

縮毛職人

阿武隈川です。

 

先日

当店Mereve.Nの看板娘あいちゃんをカラーしました。

 

■Before

髪の毛の色が抜けてオレンジ色になっています。

 

■なぜオレンジに抜けてしまったのか

 

原因は2つあります。

  1. 元々、味が強い髪質。
  2. 毛先の方がダメージにより明るくなって黄色くなった
  3. 1と2より、赤+黄=オレンジになりやすい

ということ。

 

①赤味が出やすい髪質とは?(かなりざっくりと)

 

そもそも地毛の色はメラニンという色素によって作られております。

メラニンは2種類あり、そのうちの1つが赤褐色のメラニン。

 

日本人は、その赤褐色のメラニンを多く保有していることから赤味が出やすいのです。(欧米人などはこのメラニンが少ないため、キレイなブロンドヘアーになる)

 

②ダメージにより黄色く抜けるとは?

 

カラースケール(レベル表)をご存知でしょうか?

そう、こいつです。

色味が入っていない、明るさだけのスケール。

 

そして

日本人の地毛が4番ぐらい。

 

焦げ茶が6番

普通が8番

明るめが10番~

のイメージです。

 

髪の毛は少し明るくなると赤くなり

もう少し明るくなるとオレンジへ。

さらに明るくなっていくと黄色くなり

最後は淡い黄色になります。

 

なので

傷みやすい毛先ほど、みなさん黄色く抜けてきてしまいます。

 

■このオレンジをどのように消すのか。

今回は

赤味を徹底的に取ることに特化した流行のカラー剤

THROWカラー(スロウカラー)

を用いてやっていきます。

 

特徴

  • 日本人特有のをとることに特化
  • 赤が重く見える色であり、流行りの外人風は赤を取り除くことが必須
  • 赤を取ることで、外人さんみたいな柔らかさ・透け感を手に入れることが可能

 

配合レシピ

モノトーン:スモーク:ブルー

3:1:2

で配合。

 

  • モノトーン→メインとなるグレージュの色味
  • スモーク→質感を加える
  • ブルー→オレンジを取り除いて、柔らかさと透け感を加える

 

さらに

毛髪補修成分(R)をカラー剤に15%配合

 

そうすることでダメージを極力抑える

■After

オレンジがなくなり、キレイなグレージュになりました。

■見比べてみる

オレンジがとれて、柔らかさが加わったことがわかると思います。

また

光にあてると、かなりの透け感が出ます。

 

■目指すカラーは一緒でも土台によって、色味や配合は変わる

 

カラーは一番おまかせが多く、

美容師のセンスと知識や考え方、経験がかなり必要な技術。

そして

一人一人違う土台の状態なので、

それを見極めて、

数十種類のカラー剤から細かく配合をする。

 

土台の明るさによって、出来る出来ないがありますが

気軽にご相談ください。

 

ちゃお!

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